マンチェスター・ユナイテッドが公式的にインテル側へウェスリー・スナイデルを獲得したい旨を伝えたされているが、プレミアリーグで13年間プレイし、2009年に現役引退を決断したアリアン・デ・ゼーウは「スナイデルはイングランドでも活躍する」とThe Sunのインタビュー上で太鼓判を押した。
「もし、ユナイテッドが彼と契約を結べば、彼にとっても素晴らしい移籍になると思う。ルーニーの後ろでプレイすることで、彼の良さも活かされるだろうからね。プレイスタイルを若き日のポール・スコールズと比較する声もあるようだけど、“ウェス”は両足を遜色なく扱うことができ、これに関してはスコールズを凌駕している。それにスコールズの場合は、ペナルティエリア内から外に出せばそれほど怖さを感じることはなかったが、あいつの場合は外からでもゴールを狙うことが出来る。あのシュートレンジの広さはプレミアリーグでも相手チームに脅威を与えると思うよ」
アリアン・デ・ゼーウは、最後までオランダ代表入りを果たすことは出来なかったが、イングランドでは高い評価を集め、バーンズリー、ウィガン、ポーツマス等でプレイ。圧倒的なフィジカルとチームをまとめ上げるリーダーシップを武器に長きにわたってプレミアリーグを代表するセンターバックとして活躍した。