1月22日に行われたクプ・ドゥ・フランス(フランスカップ)にて、2部のアンジェに1-0と屈辱の敗北を喫し大会を去ったボルドーに、指揮官交代の噂が浮上している。

フランス代表監督に就任したローラン・ブランの跡を継ぎ、今シーズン新指揮官に招聘されたのはジャン・ティガナ。しかしグルキュフやシャマフなど中心選手の退団があり、その穴を埋める補強が出来ず、試合内容も開幕からほとんど上向かず苦戦が続いている。リーグでは現在10位に沈んでおり、最近では11月27日に行われたリール戦以降6試合で5分1敗と勝利に恵まれていない。

主将のフランス代表MFアルー・ディアラを始め、チーム内にもジャン・ティガナの手腕に疑問を呈する声が出ている模様で、さらにここに来て2部のチームに敗北するという結果となり、ついに解任が公に噂されるようになったようだ。

ジャン・ティガナは「何も起こっていない」と語り解任の噂を否定。後任になるのではないかと言われているローラン・クルビス側も「何もオファーは来ていない」と声明を出している。しかしこのまま結果が出ない状態が続けば、指揮官の交代が現実に起こる可能性は高いといえる。

なお前述のクルビス以外に噂されている後任候補は、トゥールーズやナントで指揮を執ったエリ・ボウ、元ポーツマス、サンテティエンヌ監督のアラン・ペラン、元リヨンで前カメルーン代表監督のポール・ル・グエン、現カーン監督のフランク・デュマスなどである。

(筆:Qoly編集部 K)

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