事実かハイプか、“テュラム二世"

イグナシ・ミケル Ignasi MIQUEL
アーセナル・リザーブ所属
CB / SB
1992年9月18日生まれ
スペイン
193cm / 85kg

スペイン時代の監督に「テュラムの再来」と称賛された長身のレフティ。アーセナルではセンターと左サイド両方でプレーしている。

かつてバルサのカンテラに所属し、10代半ばで渡英したという経歴や、長身だがスピードもあり、ボール扱いも器用という能力からは、バルサの先輩ジェラール・ピケを思い起こさせる。実際その身長と体重からは考えづらいほど俊敏で、サイドバック起用にも難なく応えている。

また左足からのフィードはスピードと精度を兼ね備えており、楔のパスで攻撃を一気に展開できる点も“ピッケンバウアー"を彷彿とさせる。

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