U-19欧州選手権を制した攻撃的アンカー

クロード・マケレレやラッサナ・ディアッラに例えられる気鋭の守備的MF。フランス2部のラヴァルでプレーしていたところをジユ・グリマンディ（アーセナルのフランス担当スカウト）に注目され、2008年にアーセナルに加入した。

もっとも評価されているのが運動量とタックルの技術。瞬発力を活かして相手の懐に飛び込み、果敢にボールを奪っては味方につなぐ。また、パスの出し手としてもユースレベルでは優秀。トップではまだミスが目立つものの、積極的にボールを散らしていこうという意欲は見える。守備だけでなくパス能力も兼ね備えている点はいかにもラッサナ・ディアッラ（レアル・マドリー）のようだ。

ユース時代はエマヌエル・フリンポンとダブルボランチを組み、ボールを奪いまくる活躍を見せた。しかし昨シーズン、トップチーム昇格をクレイグ・イーストモンドに先を越されてしまった。フランスU-20代表でレギュラーを務めるコクランだが、このままではアーセナルから放出されてしまう可能性もある。

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