先日、当サイトでもお伝えしたデポルの守護神アランスビアのヘディングゴール。
これまでリーガで記録されたGKの得点はいずれもセットプレーによるもので、インプレー中のヘディングによるゴールは史上初。ゴールを決めた翌日にスペインサッカー連盟開催のGKの会合が行われ、そこでのインタビューの模様をdeportivo-la-coruna.comからの抜粋でお伝えしたい。
Q:(会合では)ゴールキーパー達に囲まれ、注目の的でしたね。
「えぇ、私が来ることを知っていた多くのキーパーとキーパートレーナーに囲まれ、ゴールした翌日ということもあって祝福してくれました。」
Q:これまでテレビで沢山見てきたようなゴールのイメージは変わりましたか?
「思っていたものと大体同じような感じですが、ゴールをあげた後どうすればいいのか全くわかりませんでした。」
Q:ヒーローのような気持ちですか?
「いや、ヒーローというより変な気分です。シュートを止めることに慣れていても、決めることには慣れていませんから、とても変わった一日でした。」
Q: 一度はゴールを決めてみたいと切望する多くのゴールキーパーの夢を成し遂げましたね。
「はい、でもこれまでも何度か試みはしました。得点を狙ったこともあれば、逆に相手GKにゴールを狙われるシュチュエーションもありました。リーガでGKが決めた初のヘディングシュートだとは試合が終わるまで知りませんでした。」
Q:なんていう幸運、喜びでしょうか。
「この状況に一番驚いているのは他でもない私です! 史上初になるだなんて思ってもいませんでした。」
Q:本物のセンターフォワードのような得点でしたね。
「ベストを尽くそうとしました。ボールが飛んでくるところへ背後から入るために少しタイミングを遅らせようとしました。それから、ジャンプしてヘディングしようと。得点になったのはラッキーでした。」
Q:子供の頃にも似たようなことはありましたか?
「誰かが欠け時にフィールドプレーヤーをやることもありましたが、ゴールしたことはありません。ユース時代を含めても一度たりとも。(だから)驚きです。」
Q:(このゴールは)これまでのキャリアの中で一番変わった出来事ですか?
「間違いなく。これまで経験したことのないゴールを決めたという事実は信じられません。」
※今回の会合での様子ではありません
※今回の会合での様子ではありません
最近の3試合を1勝2分(ビジャレアルから金星、アルメリアとレアル・マドリーには引き分け)と調子を上げつつあるデポル。いまだ14位と下部に沈むチームの浮上には31歳の守護神のさらなる活躍が欠かせない。
(筆:Qoly編集部 I)
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