10代の頃からリヴィングストン、ダンディーで得点を量産していたエリア内の狩人。今シーズンの冬の移籍市場でウォルヴァーハンプトンに加入した。
こぼれ球に対する反応や裏への抜け出しが鋭く、強力かつ正確な左足で好機を逃さない。また横からのボールに強く、空中戦に競り勝ってのヘディングゴールも期待できる。FKも持っており、プレーの幅は狭いが得点パターンは多い。
2009年にはスコットランドB代表を経験しており、ゴールゲッターを欠く代表でも期待される存在だ。
先日のマンチェスター・シティ戦で、敗れたものの印象的なプレーを見せたのがコナー・サモンだ。素早いワンツーからディフェンスラインの裏に抜け出し、J.ハートの守るマンCゴールを脅かして見せた。
ダブリン大学での活躍からプロ契約を獲得した異色のストライカー。長身で一見ポストマンのようだが、最大の武器はスピードとアジリティ。サイドに流れてのドリブルで相手を押し込むことができる。やや得点力に欠けるところも日本代表の矢野貴章を彷彿とさせる。
また、2007年にアイルランドU-21代表に選出されている。
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かつてリヴァプールのFAユースカップ優勝に大きく貢献したMFが、遠回りしながらもようやくプレミアの舞台にデビューした。アダム・ハミルはリヴァプールに生まれ、リヴァプールで育った生粋のスカウサー(リヴァプールっ子)だが、数回のレンタル移籍を経て2009年に古巣から放出されてしまっていた。
しかしバーンズリーでの活躍が認められ、この冬の移籍市場でウルヴズに加入。右サイドハーフとして、チームに溶け込んでいる。
最大の魅力は右足からの正確なクロス。基礎技術も正確で、セカンドストライカーとしてもクオリティを持っている。プレミアに昇格して以来怪我で戦力外となっているM.カイトリーに代わり、今後数年ウルヴズの右サイドを務めうる人材と言えよう。
本来ならこのページで、しかも4番目に紹介するような選手ではないかもしれない。ジュニア・ホイレットは、それだけのポテンシャルを持った選手だ。
カナダのオンタリオに生まれたホイレットは、13歳でブラックバーンと契約。レンタルされたドイツのパダーボルンでプロデビューを果たした。後半に力を発揮しやすいプレースタイルのせいもあり、ブラックバーンでは半レギュラーの地位にとどまっているが、能力は非常に高い。小柄な身体と驚異的な加速力、柔らかいボールタッチを活かして相手DFを謳狽「潜り、シュートも強烈だ。
母国カナダだけでなく、イングランド、ジャマイカ、アメリカと4か国の代表を選ぶ権利を持っているが、地元紙の伝えるところではカナダ代表でのプレーを考えているという。