バルセロナのアルゼンチン代表MFマスケラーノにプレミアリーグ復帰の噂が囁かれている。マスケラーノ獲得を狙うのは盟主マンチェスター・ユナイテッド。前リヴァプールのマスケラーノがバルセロナを経由したとはいえ、ライバルであるユナイテッドへ移籍する事になれば、アンフィールドでリヴァプールのコップ達の手荒な歓迎を受ける事は間違いないだろう。

マスケラーノは昨夏にリヴァプールからバルセロナへと移籍。グアルディオラ監督からは中盤のアンカーとしてプレーする事を期待されていたが、カンテラ出身のブスケッツの牙城を崩せず、中盤のレギュラーを獲得するには至らず。ベンチを温める機会が多く、先日行われたコパ・デル・レイのファイナルではセンターバックとしてプレーするなど、これまでどのチームでもレギュラーとしてプレーしてきたマスケラーノにとっては受け入れがたい状況となっている。

ユナイテッドのファーガソン監督は新しい中盤の選手を物色中だ。スコールズは来季には引退すると見られており、ハーグリーヴスも負傷が長引いている。彼らの後継者として多くの若い選手が噂に浮上してきたが、マスケラーノほどの実力者が噂に浮上したのは初めての事である。

バルセロナは昨年2200万ポンドを支払ってマスケラーノを獲得している。バルセロナは財政面での問題を考えると、余剰戦力となってしまったマスケラーノの売却を考えていると考えても問題ないだろう。

（筆：Qoly編集部 N）

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