トッテナムを指揮するハリー・レドナップ監督が今季頭を悩まし続けたのは得点力不足だ。イングランド代表コンビのジャーメイン・デフォー、ピーター・クラウチのゴール数は合計でも7得点。プレミアリーグの水に馴染みつつあるロマン・パヴリュチェンコは8得点を挙げているが、決して満足することはできない数字である。

そこで、レドナップは今年夏の移籍市場にてFW陣の入れ替えを画策していると言われているが、最近噂に上がっているのは、現在サンダーランドに所属する、ガーナ代表FWアサモアー・ギャンの獲得である。そのチーム力から得点機が限られているにも関わらず、初挑戦のイングランドで30試合に出場して11得点を計上。怪我によって、自身のシーズンは終わってしまったようだが、初年度にしては上々の結果と言えるだろう。

プレミアリーグの他クラブからも狙われている、アフリカ出身の点取り屋を獲得するためには1300万ポンドは必要と言われているが、まずは、現有戦力の整理が求められる。

(筆:Qoly編集部 T)

【厳選Qoly】東南アジア最強を決める三菱電機カップで日本出身選手が躍動!活躍する日本出身の5選手を紹介