もう一人の“キング”がリヴァプールを強烈アピール

今季、惜しくも欧州カップ出場権を逃したものの、“キング・ケニー"ことケニー・ダルグリッシュが監督に就いてから一気に巻き返し、最終的に6位でシーズンを終えたリヴァプール。クラブは先日、ダルグリッシュ監督との3年間の契約延長を発表。クラブレジェンドの指揮官と共に、悲願のプレミアリーグ制覇を目指すことになる。

そのレッズを強力に後押しているのが、今年4月、自らが代表を務める会社がリヴァプールのオーナー企業「フェンウェイ・スポーツグループ」と提携し、リヴァプールの株式の一部を保有することになった、NBAのスーパースター、レブロン・ジェイムズだ。

今季、7シーズン在籍したキャヴァリアーズを離れ、ヒートへ加入した“キング・ジェイムズ"は、エースのドウェイン・ウェイド、そして同じくラプターズから新加入のクリス・ボッシュと共に、「スリーキングス」を形成。シーズン当初はなかなか噛み合わなかったものの後半戦ぐんぐん調子を上げ、プレーオフでも大活躍。ついに27日、第1シードで“MVP"デリック・ローズ擁するブルズを下して、自身4年ぶり2度目のNBAファイナル進出を決めた。

そのブルズとの激戦の最中レブロンが記者会見で着ていたのが、リヴァプールの公式ジャケット。宣伝効果は抜群だったことだろう。