ロンドンで発生した暴動・略奪によってトッテナム地区の大通りTottenham High Roadにある御歳89歳のAaron Biberが営む理髪サロンも被害を受けた。
略奪に及んだギャング達は商売道具だけでなく金メッキのヤカンまで持ち去ってしまい、保険に加入していなかったこともあって店は閉店の危機に瀕することに。
その後、この惨状を知った人達がブログなどを通じて修繕費用の寄付の申し出た。その額は3万5千ポンド(約440万円)にも達し、これによって40年以上もトッテナムで店を営んできたAaronさんはこれからも営業を続けられることになった。
数多くの応援のメッセージや手紙、そして援助の小切手に感銘を受けたというAaronさんは「世の中には多くの素晴らしい人達がいる。これまではそのことを信じていなかったけれど、今は信じています」と語っている。
そして、再オープン後初の客としてAaronさんの大のお気に入りであるピーター・クラウチが店を訪れた。クラウチも援助を誓ったということで、世の中まだ捨てたものではないということか。
(筆:Qoly編集部 I)
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