コロンビアでまた一人、フットボーラーが凶弾によりこの世を去った。
中国2部の大連阿爾浜に所属するエディソン・チャラ(31)は18日、生まれ故郷であるコロンビア第3の都市、カリ近郊にあるプエルト・テハダのクラブで友人らとカードゲームに興じていた。ところが、ゲームで生じた諍いが乱闘へと発展。そして、何発か放たれた銃弾の一発が彼の頭部に命中。すぐにカリの病院に運び込まれたが、治療の甲斐なく、19日早朝に息を引き取った。2児の父親であるチャラはコロンビアやペルーの強豪クラブなどを渡り歩き、今年3月から中国でプレーしていた。
コロンビアで選手の射殺事件といえば、1994年のアメリカW杯でオウンゴールをしたエスコバルの悲劇があまりにも有名。また、2006年にコロンビア代表のエルソン・ベセラが今回と同じようにナイトクラブでのいざこざから射殺されたほか、2009年には逆に、アトレティコ・ジュニオール所属のハビエル・フローレスが野次を浴びせたファンを撃ち殺すという事件も起こっている。
(筆:Qoly編集部 O)