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エリテセリエン(ノルウェー1部リーグ)、フレドリクスタに所属するベテランMFハンス・エリク・ランベリは先日のヴォレレンガ戦で右足で見事なミドルシュートを決めた後、徐々に左足の裏に痛みを感じ始めた。

「少しおかしいなとは感じたけど、古傷のせいかと思った」

ランベリはそのままプレーを続けたものの、痛みはハーフタイムを迎える頃には耐え難いものとなっていた。ロッカールームへ戻りスパイクを脱いでみると、ソックスが真っ赤に染まっているのに気付く。そこで、スパイクをよく調べてみると、ソールから2本の釘が突き出しているのが分かった。

「手を突っ込んで確かめてると何かがあるのが分かった。ロブスターでもいるのかと思ったよ」

Umbro製のこのスパイクは使い始めてまだ2試合目と新しいものだったという。初めて足を通した26日のローゼンボリ戦でも若干の違和感を感じてはいたが、釘の存在には気付くことはなかった。

「なにがどうなってこうなったのか分からないけど、釘は徐々に出てきたんだろうね。もし、あの状態のままだったら、90分持たなかったと思う」

と語った35歳のMFはハーフタイムに治療を施され、スパイクを履きなおすと90分のフル出場を果たしている。これまではUmbroのスパイクに何の問題もなかったというランベリはもう痛みは引いたとも話した。

一方、Umbroノルウェーの重役であるテリエ・ヨハンソンはこのような事例は聞いたことがないという。

「不良品はほとんどないはずですが、できるなら彼(ランベリ)と直接話がしたいと思っています。計16チームと契約していますが、いまのところ何の不満も出ていません」

(筆:Qoly編集部 I)

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