27日、J2で3位の徳島ヴォルティスと2位のサガン鳥栖の直接対決があり、アウェイの鳥栖が勝利し、初のJ1昇格をほぼ確定させた。
開始早々の6分にキム・ミヌのゴールで先制した鳥栖は、その後も池田、さらに現在J2得点ランクトップの豊田が追加点。守っても、GK赤星が徳重のPKをストップするなど、同じく初のJ1昇格を目指す徳島を相手に無失点でしのぎ、3-0で快勝。この結果、3位の札幌、4位の徳島との勝ち点差は3ポイントへと開き、両チームに対しては得失点差でもそれぞれ+18、+20という大きなアドバンテージを築いていることから、1節を残した時点でJ1昇格がほぼ確実となった。
佐賀県鳥栖市をホームとするサガン鳥栖は、経営難により解散した鳥栖フューチャーズの受け皿として1997年に創設。1999年に発足したJ2の最初の10チームの一つで、その“オリジナル10”の中で唯一、J1への昇格経験がなかった。
ちなみに、J2の“オリジナル10”は、川崎、FC東京、大分、新潟、札幌、大宮、山形、鳥栖、仙台、甲府の10チーム。
(筆:Qoly編集部 O)