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本日より開幕の『FIFAクラブワールドカップ ジャパン 2011』に北中米カリブ海代表として出場するメキシコのモンテレイ。今日行われた開幕戦で柏レイソルがオークランド・シティを下し、11日の準々決勝は柏レイソルvsモンテレイの対戦となりました。俄然、モンテレイへの注目が集まるところですが、今回、そのモンテレイに在住する鬼(@nabetaku_mty)様がご自身のブログ『鬼のメキシコ、モンテレイ絵日記』で掲載している選手紹介をQolyで転載させていただけることになりました。

第8回からはいよいよFW編。2010年W杯南米予選の得点王で“チリのロナウド”の異名を持つ稀代のゴールマシン、ウンベルト・スアソの登場です。

(筆:Qoly編集部 H)

26 ウンベルト・スアソ
Humberto Andres Suazo Pontivo
国籍 チリ
生年月日 1981年5月10日
身長/体重 172cm / 79kg
利き足

私は彼は決してサッカーの技術がうまい選手とは思っていません。練習を見ててもトラップミスしたり、シュートがとんでもないところに飛んでいったり。極めつけはワンツーの壁パス。ワンツーパスの壁に入ったとき、彼のパスはふわーんと浮いて流れてしまう事が多いです。

しかし、です。。。

得点を獲る事に関してはとんでもない才能を持った選手。それ決めるか!?っていうようなとんでもない難しいゴールを決め、大事な場面、どうしてもここで点が欲しいという時に得点をとってくれる彼はモンテレイファンにとっては神様、仏様、スアソ様。普段はあんまり仕事しませんが、ペナルティエリアに近づけば、近づくほどとんでもないプレーします。

2009-2010年閉幕シーズンに半年だけスペインのサラゴサに期限付き移籍。サラゴサでも得点を重ね活躍していましたが、 サラゴサが移籍金を払えなかったためにモンテレイに復帰。ファンは彼の復帰を心から喜びました。

オーエーオ、エオエオエー、スアソー、スアソー!モンテレイファンは誇らしげにスアソをたたえるチャントを歌います。

この風貌からは似つかない甲高い声で話し、普段は非常にシャイな選手ですが、試合で激高したら、とても同じ人物とは思えないです。最近、私の顔も覚えてくれて、見かけたら手を振ってくれます。娘さんや奥さんも日本に行く事、非常に楽しみにしています。

彼のゴールにはパッションがビンビン伝わってきて、心を鷲掴みにされます。映像の最後のゴールなんて、 2010年のリギージャ決勝で決めたゴラッソ。アナウンサーも大興奮していますが、スタンドの我々も大興奮。スタジアムで見ててサブイボたちまくりでした。

その他の紹介はこちらからどうぞ!

筆者名
プロフィール 2008年よりモンテレイ在住。モンテレイのシーズンチケットホルダー4年目。ホームだけでなく、アウェーの試合も追っかけ、U20の試合も観戦。自称モンテレイの試合を日本一観戦している男です。 mty ladron de mi cerebro
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