韓国1部、通称Kリーグに所属している水原三星ブルーウイングスは、清水エスパルスから元オーストラリアU-20、U-23代表DFエディ・ボスナーを獲得したと発表した。契約期間は2年間となる。
ボスナーは1980年生まれの31歳。長身を生かした空中戦と、左足から放たれるキャノンシュートを得意としているセンターバック。1997年に国内のアマチュアリーグでデビュー後、クロアチア・ザグレブ、シュトゥルム・グラーツ、エヴァートン、ヘラクレスなどでプレー。
2008年にはJリーグのジェフユナイテッド千葉・市原に入団。2009年にチームが降格した後に清水エスパルスに移籍し、外国人ながら副キャプテンも務めた経験を持つ。Jリーグでは通算102試合に出場し、8得点を挙げている。
また一方、同リーグに所属している全南ドラゴンズも、セントラル・コースト・マリナーズから元オーストラリア代表FWマット・サイモンの獲得を発表した。契約期間は3年間となる。
かつてユース代表でエースを務めた長身ストライカー。国際的には有名ではないが、Aリーグでは確実にある程度の結果を残しており、安定感のあるFWである。サイモンは全南のWEBサイトにコメントを寄せた。
「海外のリーグで活躍することを目標にやってきた。そしてその機会が巡ってきた。今回の移籍で、自分のレベルをいっそう高めることが出来ると思う」
全南の監督を務めているチョン・ヘソンはインタビューにこう答えている。
「チ・ドンウォンの穴を埋める選手を探していた。オーストラリアで彼のプレーを直接見て獲得を決めた。彼の合流により、様々な戦術の運用が可能となり、チームの攻撃力を高めることが出来るだろう」
これでKリーグに所属するオーストラリア人選手は、サシャ・オグネノフスキ(城南)、ルーク・デヴェア(慶南)、イアン・フィフ(釜山)、ロバート・コーンスウェイト(全南)に続いて6人目となる。
(筆:Qoly編集部 K)