1月の移籍マーケットでエスパニョールに加入したフィリペ・コウチーニョ。現在の契約はインテルからの半年間のローン移籍であり、当然保有権はインテル側にあるが、エスパニョールは完全移籍への切り替えを視野にいれているようだ。現地メディアからのインタビューの中で、エスパニョールのSDを務めるラモン・プラナスが明らかにした。
「コウチーニョが我々のところに残る可能性はある」
「まだインテルと話し合わなくてはならないことがあるが、我々はその実現のために全力を尽くすつもりだ。不可能なことなど何もないしね」
先週行われたラージョ戦ではリーガ初得点を含む2得点を記録するなど、新チームでは順調な活躍を見せているコウチーニョは「出場機会がある程度計算できるクラブでプレーしたい」という希望を持っているらしく、完全移籍に応じることはあり得るが、問題はその際に生じる移籍金。
インテルが彼をヴァスコダガマから獲得した際の出費は400万ユーロと比較的安価であったが、これはその契約が決まった際のコウチーニョの年齢が16歳と若かったため。その後、ブラジルA代表入りも果たすなど、市場価値は上昇しており、エスパニョールがインテルを納得させられるオファーを提示できるかは謎だ。
(筆:Qoly編集部 T)
{module [170]}
{module [171]}
{module [173]}