3月14日、アジア各地でロンドン五輪アジア予選最終節が行われた。日本はバーレーンを迎えて2-0の勝利を飾り、本大会出場を決定させた。

バーレーンのガルフ・デイリー・ニュース紙はこの試合に対し「バーレーンの夢は粉々になった」という記事を掲載。それを抜粋してお伝えする。

「ロンドン五輪へ出場するというバーレーンの夢は、東京の国立競技場で日本に0-2と敗北し、粉々に砕け散った。

グループCでは、バーレーンがプレーオフに進出するためには得失点差で2位に上がる必要があり、かなりの差を付けて日本に勝利しなければならない状態で試合に望んだ。

しかし、後半に見せた扇原貴宏と清武弘嗣のゴールは、このグループリーグ6試合で15ポイントを稼いだ勝者であり、1968年の銅メダリストであるということを思い出させるのに十分なものであった。

日本は3ポイントの差を付けて首位、シリアが2位となった。彼らはオリンピックへの出場、あるいは3月末にベトナムで行われるプレーオフへの進出が決定した。バーレーンは9ポイントを獲得したものの、3位に終わった。

ハーフタイムから10分が過ぎたところで、浦和レッズのMF原口元気のクロスをセレッソ大阪の扇原がゴールに決めた。その4分後、清武のゴールによって、微かに残っていたプレーオフ進出の夢は失われた。

日本の勝利とオリンピックへの到達は、アジアカップ、女子ワールドカップに続いての3つめのメジャータイトル獲得への挑戦が始まったと言えよう」

(筆:Qoly編集部 K)

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