2011年11月19日のブンデスリーガ、ケルン-マインツ戦で主審のババク・ラファティ氏が自殺未遂を犯した事件を覚えているだろうか?試合は延期となり、ラファティ氏は無事だったがうつ病を発症していた。
そんなラファティ氏がうつ病を克服したことを発表している。
「私は助かる見込みのない絶望的な状況にあったが、サポートを受けて助かったことは運の巡りあわせだった。生き残ることができて嬉しい」
今でもラファティ氏は専門家の下で定期的に診断を受けている。退院後は彼女と共に3週間のアジアでの休暇を予定しているようだ。
ラファティ氏はブンデスリーガのピッチではもう笛を吹かないとみられている。元々勤めていた銀行員の仕事に戻るかどうかは明白ではないが、今年の後半にはラファティ氏を支えた彼女と結婚するようだ。
ドイツではうつ病が問題視されており、約2年前にもドイツ代表のロベルト・エンケがうつ病で苦しみ自殺した事故も発生していただけに、ラファティ氏のうつ病克服には大きな関心が集まったようだ。
(筆:Qoly編集部M)