7月20日、『Kicker』は「かつてザンクト・パウリでプレーしていたDFアンドレアス・ビーアマンが18日朝に自殺したことが確認された」と報じた。

アンドレアス・ビーアマンは1980年生まれの33歳。ヘルタ・ベルリンの下部組織出身だがストレートにプロにはなれず、ケムニッツァーやウニオン・ベルリンなど下部リーグでプレー。2008年にようやくザンクト・パウリと契約して2部リーグを戦った。

しかし2009年、ドイツ代表GKロバート・エンケが自殺した1か月後、自身も鬱病とギャンブル依存に苦しんでいることを告白。自殺未遂を起こしたことから入院治療を行うことになり、その間にポジションを失い退団を余儀なくされることに。

その後はうつ病との戦いを描いた自伝を出版するとともに州リーグでプレーし、監督も経験。昨季はシュパンダウアー・キッカーズに所属していた。

彼は7月18日の午前中に自殺を試みたと見られ、19日早朝に死亡しているところが発見されたとのこと。彼の妹ダニエラはFacebookで月曜日から兄と連絡が取れないと訴えていたという。

記事によれば、ビーアマンが自殺未遂を試みたのは2003年、2009年、2012年に続いて4度目だったとのことである。

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