4月2日、FIFPro(国際プロサッカー選手協会)は「現役サッカー選手の26%、引退した選手の39%が精神疾患で苦しんでいる」との調査結果を発表した。

FIFProはオランダ、スコットランド、アイルランド、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドの6協会からの協力を受け、300名の選手、および元選手を調査した。その結果、他の集団と比較した場合、プロサッカー選手は精神衛生上の問題を抱えている確率が高いことが明らかになったという。

現役選手について

・180名のプロサッカー選手のうち60%が国内のトップリーグに所属している

・26%が抑うつ症状や不安障害、摂食障害に悩まされている

・19%がアルコール依存を報告した

・3%が自尊心が低下していると報告した

・7%は喫煙の習慣があると報告した

・5%が燃え尽き症候群の兆候を報告し、10%が何らかの苦悩を抱えている

元プロサッカー選手について

・121名の元プロサッカー選手のうち65%が国内のトップリーグで大半のキャリアを過ごしている

・39%が抑うつ症状や不安障害に悩まされている

・42%が摂食障害を報告した

・32%がアルコール依存を報告した

・5%が自尊心が低下していると報告した

・12%は喫煙の習慣があると報告した

・15%が燃え尽き症候群の兆候を報告し、18%が何らかの苦悩を抱えている

FIFPro

ヴィンセント・グットバーグ FIFPro医療チーム長

「選手がこれまでの構造化された人生を変えるとき、それはトレーナーやチームメイトからの社会的支援を失うことを意味するし、『普通の』社会に自分の居場所を見つけなければならない。

従って、彼らはこの期間にいくつかの精神的問題を経験する可能性が高くなる。

サッカーの関係者は、精神疾患に対する偏見を除去する集団的責任がある。現役かどうかに関わらず、全ての選手は精神疾患の症状を管理するためのスキルや行動を学ばなければならない」