EURO2012の開幕が迫る中、本企画ではQoly編集部推薦のタレントたちを紹介。誰もが知るスタープレーヤーから知る人ぞ知る逸材まで取り上げるので、是非大会観戦の予備知識としてもご利用ください。
遅れてきた大器
名前 | フィリップ・メクセス Philippe Mexes |
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国籍 | フランス |
出身地 | トゥールーズ (フランス) |
生年月日 | 1982/3/30 |
身長/体重 | 187cm/82kg |
所属チーム | オセール 窶錀 ローマ 窶錀 ミラン |
主なポジション | CB |
強さ、ディフェンステクニック、カバーリング、ライン統率、そして足元の技術で高いレベルを見せるCB。集中を時折欠く事とスピードが若干不足している事を考慮しても、メクセスが欧州屈指のディフェンダーであることは間違いない。
メクセスはユース時代から世代別の代表を経験。オセールでデビューした頃からフランス国民の期待を集め、「ローラン・ブランの再来」と現代表監督になぞらえられる存在だった。しかし、驚くことに代表メンバーとしてビッグマッチに挑むのは今回が初めてとなる。2000年、20歳でレ・ブルーのユニフォームに袖を通しているものの、2004年から2010年まで続いたレイモン・ドメネク政権下では殆ど招集されることが無かったからだ。それはドメネクが多くの選手との間に確執を抱えていたように、メクセスもドメネクと確執を抱えていたからだと推測されている。
そして気づけば30歳。10年以上はフランスの屋台骨を支えると言われた男がようやくビッグトーナメントに出場する。トゥールーズ・ユース、オセール時代からのファンは「やっとか」という思いだろう。
(筆:Qoly編集部 N)
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