EURO2012の開幕が迫る中、本企画ではQoly編集部推薦のタレントたちを紹介。誰もが知るスタープレーヤーから知る人ぞ知る逸材まで取り上げるので、是非大会観戦の予備知識としてもご利用ください。
オリヴァー・カーンに代わるドイツの新守護神
名前 | マヌエル・ノイアー Manuel Neuer |
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国籍 | ドイツ |
出身地 | ゲルゼンキルヒェン(ドイツ) |
生年月日 | 1986/03/27 |
身長/体重 | 192cm/90kg |
所属チーム | シャルケII - シャルケ - バイエルン |
主なポジション | GK |
いまや世界最高のキーパーとの呼び声も高いドイツの“壁”。
シャルケのお膝元ゲルゼンキルヒェンの出身で代表の同僚メズート・エジルとはご近所さん。 4歳でシャルケの下部に入団すると、全ての世代のユースチームに在籍するなど実に16年間を過ごした後、2006-07シーズン途中にトップチームデビュー。 弱冠20歳にして実力者フランク・ロストからポジションを奪取すると、その後チームのキャプテンを務めるなど精神的支柱にまで成長した。
長身を活かしたハイボール処理は勿論のこと、その体格には似つかない俊敏性もあり、飛び出しにも優れる。 さらに、足元の技術も悪くなく、攻撃面でもチームに貢献するなど、これといった穴のないまさに完璧な存在。
シャルケでの活躍で評価を高めると、2010W杯ではローベアト・エンケの急逝、レネ・アドラーの負傷もあって正GKに任命されると、チームを第3位に導く大活躍。以降、代表守護神として君臨しており、ドイツは以後10年はキーパーに頭を悩ますことはないだろう。 今シーズン加入したバイエルンでは加入当初こそ、不安定さを覗かせ厳しい評価を受けるも、徐々に真価を発揮するとチームをチャンピオンズリーグファイナルへと導く活躍をみせた。
また、プレー面だけでなく、人格面も優れており、日本代表DF内田がシャルケに加入した際には色々な面でサポート。 そんな人格者ノイアーだが、“Thunderstruck”などの名曲で知られるヘヴィメタルバンド「AC/DC」のファンでもあり、心を落ち着けるため試合前に愛聴しているんだとか。ヘヴィメタで冷静さを保つとは、なんたる強心臓・・・
(筆:Qoly編集部 I)