2012/6/11 18:00 ドンバス・アリーナ(ドネツィク)
France
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1
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1-1
0-0 |
1
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England
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ナスリ | 39' |
得点者
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30' | レスコット |
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気温30度という厳しいコンディションの中行われたフランス対イングランドの一戦は、両者1点ずつゴールをあげてのドロー決着に終わった。
21戦無敗という記録を引っ提げて今大会に臨んだフランスは、この試合リベリ、ナスリ、ベンゼマを中心にポジションチェンジを繰り返しながらドリブルやパスワークで仕掛け、そこにキャバイやドゥビュシらが加わり攻撃に厚みを持たせるスタイルで試合を支配した。しかし、味方同士の距離が近くDFラインの裏へ抜けるような動きをする選手も少なかったため、引いて守るイングランドを相手に崩しきるようなシーンを数多く作るまでには至らず。ポゼッションは高いものの手詰まりとなるシーンが目立った。それでも、個での局面打開やコンビネーションでの崩しも随所に見られ、初戦であったことを考慮すれば、まずまずのスタートを切れたと言えるだろう。
対してイングランドは、攻撃があまりにも単調なものばかりに終始。可能性を感じさせたのは、先制点のシーンに見られたようなセットプレー、もしくはスピードあるアタッカーを活かしたカウンターアタック程度で、それ以外には殆ど見るべきものは無かった。ただし、引いて守っていたとはいえフランスを相手に1失点で凌いだ守備陣は計算出来るレベルにあり、この試合で拾った勝ち点1を無駄にしないためにも、ルーニー抜きでの戦いを余儀なくされる残り1試合、スウェーデン戦までにどれだけ攻撃面を改善できるかが鍵となる。
【マッチフルハイライト】
(筆:Qoly編集部 Y)
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