昨日17日は開催国アルゼンチンが1stステージで敗退するという驚きの出来事があったが、今日はそれ以上に衝撃的な一日となった。

南米のプライドと今年トルコで開催されるFIFA U-20W杯への出場を懸け9日にアルゼンチンで開幕したU-20南米ユース選手権2013。1stステージの最終日となる18日はグループBの最終節2試合が行われ、第1試合のウルグアイ対ベネズエラは点の取り合いとなり2-2で終了。この時点でウルグアイの突破とベネズエラの敗退が決まった。そして第2試合。大会最多11度の優勝を誇る前回王者で、2011年U-20W杯を制した世界王者でもあるブラジルがペルーと対戦。ここまで3試合で躓き、負ければ敗退に追い込まれるブラジルは前半、ペルーのレイナに先制ゴールを許すと試合終了間際、再びペルーのフローレスにゴールを決められ万事休す。0-2で敗れ、ファイナルステージへの進出を逃した。

ブラジルの予選敗退は日本で行われた1979年第2回大会以来(当時はワールドユース)で、最下位はもちろん、アルゼンチン、ブラジルと揃っての予選敗退も史上初めてのこと。グループBの最終結果は1位ペルー、2位ウルグアイ、3位エクアドルとなりここまでがファイナルステージへ進出。4位ベネズエラ、5位ブラジルが敗退となった。

グループAを突破したチリ、コロンビア、パラグアイ、グループBを突破したペルー、ウルグアイ、エクアドルの6チームで争われるファイナルステージは20日から始まる。

(筆:Qoly編集部 H)

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