2人のビッグネームでチームの改革を狙うチェルシー
プレミアリーグのチェルシーはこの夏チームの改革を検討しているようだ。
チェルシーのオーナー、ロマン・アブラモヴィッチは2人の大物選手を夏のマーケットで獲得する準備をしているという。1人はナポリのエースストライカー、エディンソン・カバーニ、もう1人はマラガの俊英、イスコである。アブラモヴィッチオーナーは2人を獲得するために7000万ポンドの移籍金を出すつもりがあるという。
チェルシーはスターとなるFWの獲得を望んでおり、今月のマーケットでニューカッスルから獲得したデンバ・バは既にゴールを決めるなど結果を残しているが、アブラモヴィッチは更なるビッグネームを望んでおり、もしビッグネームを獲得する事ができれば寵愛するフェルナンド・トーレスの放出もありうるとの事。
ナポリのエース、エディンソン・カバーニは今季25試合に出場して26ゴールと相変わらずのゴールゲッターぶりを発揮している。ホームスタジアムでは過去2シーズン連続で33ゴール奪っており、25歳のウルグアイ代表はアブラモヴィッチにとって魅力的な存在のようだ。これまでナポリの会長アウレリオ・デ・ラウレンティスは老獪に移籍金の吊り上げを行なってきたが、カバーニの給与は高額のため今夏には売却されるとも言われており、4500万ポンド程度の移籍金が必要のようだ。
マラガのイスコは1760万ポンドの売却条項をクラブと結んでいる。マラガは来季から4シーズンに渡ってUEFA主催の大会から締め出される事が決まっているため、U-21スペイン代表のイスコはマラガを去り、欧州のビッグクラブへ飛躍するのではないかと噂されている。しかし、イスコは新契約を結ぶという話も浮上しており、その場合はチェルシーとアブラモヴィッチは2500万ポンド程度の移籍金を提示する必要があるようだ。
仮にイスコが加入するとすれば、ファン・マタ、フェルナンド・トーレス、オリオル・ロメウ、セサル・アスピリクエタに続くスペイン人選手の獲得となる。なお、チェルシーがブラジルの若手ルーカス・ピアゾンをマラガへレンタルしていることはイスコ獲得への布石とも言われている。
(筆:Qoly編集部 L)