リーグ・アン昇格の暁には大型投資で復活を狙う?

フランスリーグ2部、リーグ・ドゥのモナコがマンチェスター・シティのFWカルロス・テベスとMFサミア・ナスリの獲得を狙っている事がわかった。『Daily Star Sunday』が報じている。

2011年にロシア人実業家のドミトリー・リボロフレフが筆頭株主になり大型補強で復活を狙う古豪モナコ。今回アルゼンチン代表FWとフランス代表MFの獲得のために用意した資金は総額2800万ポンドと同紙は報じている。内訳は25歳のナスリに2000万ポンド、29歳のテベスに800万ポンドだという。テベスは残りの契約が1年になる事からこの夏のマーケットで移籍する可能性があるとの事。

ナスリはプロキャリアをマルセイユでスタートさせ、アーセナルからシティへ移籍した際は2400万ポンドの移籍金で移籍している。母国フランスへ帰国するには些か早いように感じるが、補強し続ける事でチームをリフレッシュさせる事が求められる事や、PSGにズラタン・イブラヒモヴィッチとチアゴ・シウヴァが加入した事を考えれば可能性はゼロとは言いがたいだろう。テベスに関しては母国アルゼンチンのボカ・ジュニアーズが復帰を望んでいると伝えられている。なお、シティはサントスのネイマールやアトレティコ・マドリーのラダメル・ファルカオなど大物選手の獲得を狙っており、ナスリとテベスの売却益が交渉に充てられるという見方を同紙は行なっている。

また、両選手だけではなくモナコはもう一人シティから引き抜きを狙っていると報じられている。それは監督のロベルト・マンチーニだ。現在の監督であるクラウディオ・ラニエリが指揮を執るチームは第24節を終えて勝ち点47で首位に立っており、シーズン終了後に3位以内に入ればリーグ・アンへと昇格する。クラブとしては1部昇格後はロベルト・マンチーニを指揮官に据え、ナスリ、テベスなどの大物選手を獲得してリーグ・アン上位へ一気に進出したい意向の模様である。

(筆:Qoly編集部 L)

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