5200万ポンドの売却条項を満額で支払う可能性が浮上か

マンチェスター・シティがナポリのウルグアイ代表FW、エディンソン・カバーニを獲得するために英国史上最高額の移籍金を提示するのではないかと言われている。

『Daily Mail』によれば、ロベルト・マンチーニ監督とフットボール・ディレクターのチキ・ベギリスタインはプレミアリーグを戦う為には新しい人材が必要であると考えており、少なくとも4選手をUEFAが要求するファイナンシャル・フェアプレーを満たす形で獲得したいようだ。シティはナポリのエースであるカバーニとの話し合いを先月からスタートさせているが、当初は売却条項に記載されている5200万ポンドに尻込みしたという。しかし、もう一人の大物ストライカーであるアトレティコ・マドリーのコロンビア代表FWラダメル・ファルカオは既にチェルシーがポール・ポジションにつけている。そのためカバーニへ再び戻ってきて、英国史上最高の移籍金で契約しようとしているようだ。

カバーニは今季のセリエAでも既に18ゴールを奪っており、チームの2位キープに貢献している。首位ユヴェントスとは勝ち点5差あるが、今後もカバーニが爆発して逆転優勝すれば、その価値は更に高まるだろう。ナポリとカバーニの代理人は25歳のFWを夏のマーケットで獲得したいというシティの思惑に気づいているが、レアル・マドリーとPSGもカバーニ獲得に向けて動いており、いくらシティが英国史上最高の移籍金を積もうとも一筋縄ではいかない状況にある。

昨年の夏はアーセナルのロビン・ファン・ペルシーを逃しているマンチーニ。今季は2位にはつけているものの、既に隣のライバルであるマンチェスター・ユナイテッドとは勝ち点12差をつけられており、その主軸としてファン・ペルシーが活躍していることを考えると、今年こそは狙った大物を手に入れたいに違いない。クラブもトップターゲットとして向かう事を決めており、夏のマーケットでエディン・ジェコを売却できれば獲得の援護射撃として売却益を回すのではないだろうか。26歳のボスニア代表FWにはイタリアやドイツからの誘いが多く、移籍が決定的と言われている。

(筆:Qoly編集部 L)

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