リーグ1第35節、パリ・サンジェルマンはホームでのヴァランシエンヌ戦を1-1の引き分けで終えた。 この試合に勝てばほぼ優勝が決まるPSGだったが、4人(シリグ、ベッカム、モッタ、ヴェッラッティ)を出場停止で欠くなか、序盤に失点すると前半終盤にはDFチアゴ・シウヴァが一発退場となり数的不利を背負う。 迎えた試合終盤、チアゴ・シウヴァの穴を埋めるため後半頭から投入されたDFアレックスが同点ゴールを決めて、なんとかドローに持ち込んだ。ハイライト動画リンク

この日で優勝を決めることはできなかったPSGだが、残り3試合で2位マルセイユとの勝ち点差7と優位な状況に変わりはない。

この試合PSGはシウヴァのレッド以外にも5枚のイエローカードを受けており、アンチェロッティ監督は「フランスの審判はとても厳しいと思う。特に我々の選手に対して。シウヴァがレッドに値したとは思わない。審判の決定によって我々はさらに困ることになった。 タイトルに非常に近づいていたので、多少は重要なものだっただろう」と述べた。ただ、「(優勝は)さらに近づいた。誰もが勝利を待っていたのは事実だよ。それはやってこなかったが、(優勝まで)長くかかることはないと思う」とも話した。

そのPSGの攻撃を担うMFハビエル・パストーレはヴァランシエンヌ戦を迎えるにあたってこのように述べていた。

「(優勝すれば19年ぶりとなるリーグ制覇は)僕らにとってとても大事だよ。僕にとっては初めてのことになるだろうからね。僕らはCLでもいい結果を残したし、とてもいいシーズンを送ってきた。 厳しい時もあったけど、ポジティブなシーズンだと僕は思う」

「(前日のマルセイユの試合は見るか?)いや、プレステをやるよ。タイトルの行方は僕ら次第さ。もし僕らが勝てばマルセイユの結果は何も変えられない」

また、今季限りで退任も噂されるアンチェロッティについては、「もし彼がいなくなれば、少し悲しい。この18か月とてもよく理解しあえ、素晴らしい関係だった。でも、こういうこともフットボールだし、僕らは気持ちの準備をしておかなきゃね。僕の意見としては、残って欲しい」とも話した。

一方、かつてアンチェロッティはパストーレについて「彼の持っているクオリティを常に示せてはいない」としながらも「(チームにとって)重要」とも述べていた。そのパストーレの今季ゴール&アシストシーンを集めた映像。

 

ちなみに、パストーレはPSGファンが選ぶ先月の月間最優秀選手にチアゴ・シウヴァ、イブラヒモヴィッチを抑えて選出されている。

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