ミランのストライカー、ステファン・エル・シャラウィはミランに長く留まる希望と共に再びゴールを奪う事を望んでいる事を明らかにした。
20歳のイタリア代表は今季序盤戦チームを牽引する重要なゴールを奪ってきたが、1月27日のミラノ・デルビー以降はゴールから遠ざかっている。移籍の噂も絶えない若きストライカーはローマ戦でのゴールを誓っている。
「またゴールを奪いたいと本当に思っている。そしてチャンピオンズリーグ出場権を得たいね」
「ローマ戦はサン・シーロでの今季最終戦だね。ゴールはシーズンを忘れないためのおまけみたいなものだよ。ローマ戦での決着を基本的に望んでいるよ。シエナ戦まで持ち越したくないね」
「シーズン当初は、3位を狙えるなんて思う事はできなかったよ。2位については残念だけど、ナポリは本当に素晴らしかった。いずれにせよ、復活できたことをみんな喜んでいるよ。ローマには3人のスーパー・ストライカーがいる。彼らは類まれなパフォーマンスを示してきた。エリック・ラメラは素晴らしかったし、フランチェスコ・トッティは再び価値を示したね。パブロ・ダニエル・オズバルドは自分が素晴らしいストライカーであることを示しているよ」
「シルヴィオ・ベルルスコーニ会長は選手やコーチと素晴らしい関係にあるよ。マッシミリアーノ・アッレグリ監督も同じ事を言っているね。彼らは毎週話し合っているし、試合後はまとまっているよ。最大限の尊敬と感謝が彼らの中にはある。アッレグリは素晴らしい事を成し遂げている。彼が現場に残っている事は正しいし、彼は3位という目標に向かって集中しているよ」
「ガッリアーニが僕を”守っている”って?それは誇らしい事だね。シーズン前半はたくさんのゴールを決めたし、後半戦に欠けているのはゴールだけさ。僕のパフォーマンスは良くなかったけど、僕らはたくさんの試合に勝利した。コーチは僕のパフォーマンスに満足してくれているから、失望はしていないよ」
「僕はチームに自分自身を捧げてきたし、ゴールだけを求められたわけじゃない。ナポリのエディンソン・カバーニやウディネーゼのアントニオ・ディ・ナターレはもっとたくさんゴールを奪っている?彼らはふたりともファンタスティックな選手さ。僕は自分が今季成し遂げた事に満足しているよ。こんなにたくさんのゴールを決め、こんなに出場できるなんて期待してなかったからね。ゴールはストライカーを満足させてくれるから、とてもゴールが恋しいよ。だけど、ゴールチャンスは何度も作ってきた。調子が悪かったわけじゃないよ」
「たぶん、シーズン当初からすればもっとゴールできたはずだね。だが、20ゴールの壁は良い目標だね。ボールに触れるだけでゴールを決めた瞬間もあったし、一方で5回のチャンスがあってもゴールに入らない瞬間もあったね」
「もしバロテッリが自分についてマンチェスター・シティに話したら?それは国外のビッグクラブが自分に興味あるという素晴らしい事さ。だけど、マンチーニと話したことも無ければ会った事もない。常にミランでとても幸せだと言ってきたよ。大きなファミリーなのさ。ここに長く留まりたいね。そして、バロテッリとはシティについて話した事すら無いよ」