チェルシーは夏のマーケットでスペイン代表FW、フェルナンド・トーレスを売却する方向で進めているようだ。
『The Sun』によれば、2年前の1月に5000万ポンドという英国記録の移籍金でリヴァプールから加入したトーレス。今シーズンは全てのコンペティションの総計で22ゴールというまずまずの結果を残しており、売却するなら今だと考えている模様。だが、トーレスが最後にプレミアリーグでゴールを奪ったのは昨年末のアストン・ヴィラ戦であり、リーグ戦では7ゴールに留まっているため、獲得を希望するクラブが現れるかは微妙な所だ。
しかし、クラブの意向とは裏腹に、トーレス本人はチェルシーに評価されていると感じているようだ。
「チェルシーへ来るという自分の決断は勝ち取ったメダルによって評価されると思う。みんなが言うほど全てが悪かったわけではないよ。チェルシーでトロフィーを勝ち取れた事や今シーズンに満足しているよ。それが加入した理由だからね」
「前よりも(チェルシーで)重要になっていると感じているよ。だからもう少ししたらもっと良くなると思う。チームの重要な部分にあると感じた時によくなるものさ。時々そういう感覚をヨーロッパ・リーグのファイナルの様な試合で勝ち取る必要がある。だから。できれば積み上げていきたいね」
「ベンフィカ戦でのゴールは一番重要だったのは間違いないね・ファイナルでゴールを決めるのはいつだって素晴らしいよ。だけど、最高でもっとも重要なゴールはまだこれらかだね」
「もっとやれると思うし、来季はもっと良くなるべきさ。それがみんなが自分に望んでいる事だからね」
相反する両者の思惑。本日のエヴァートン戦がスペイン代表FWにとってチェルシーでのラストマッチとなってしまうのだろうか。