7月4日、レキップ紙は「ニースのクロード・ピュエル監督は、先日の交通事故によって入院しているMFケヴィン・アナンについて『気力に溢れている』と話した」と報じた。
去る6月3日、フランス・リーグアンのニースで活躍していたMFケヴィン・アナンは、ル・アーヴル近郊の高速道路で交通事故に遭遇。両腕と背骨を骨折するなど大きな怪我を負い、ルーアン大学病院に運ばれた。
一時は人工的な昏睡状態に置かれたものの、後に回復を見せて意識も戻った。脊髄の損傷があるために足の動作には問題があるようだが、現在では集中治療室を離れており、状態はかなり回復に向かっているという。
レキップ
クロード・ピュエル ニース監督
「集中治療室を出ることができたのはとても良いニュースだ。私はこれからどのようにリハビリを行っていくかは分からないがね。彼は5日に27歳の誕生日を迎える。
先週アナンに会ったが、彼は気力に溢れていた。とても勇敢で、戦う気持ちを捨てていない」
レキップ
ケヴィン・アナンの母親
「リハビリについて知っているのは医師だけ。彼の場合脊髄が傷ついているため、足の動きを取り戻さなくてはいけない。我々は興奮することなく希望を持ち続けなければなりません」