現地時間29日、チェルシー公式HPはカメルーン代表サミュエル・エトーの移籍が決定したと発表した。
現在32歳のエトーは、チェルシーに1年契約で合意。ロシアのアンジ・マハチカラから移籍先を探していたエトーにとって、どうやらインテル時代に三冠を勝ち取った際の恩師、ジョゼ・モウリーニョ監督の存在が移籍の決め手になったようだ。
チェルシー公式HP
サミュエル・エトー
「チェルシーに加入できてとても嬉しい。だけど、それと同時に不安な気持ちもあるんだ。できるだけ早くプレーできるようになりたいからね。
チェルシーへの移籍は難しい決断ではなかった。チェルシーのクオリティは知っていたし、以前インテルでモウリーニョ監督の下でプレーした時にとても幸せだったんだ。だからオファーが来た時、本当にハッピーだったよ」
サミュエル・エトーはアフリカ年間最優秀選手賞を史上最多となる4度獲得しており、バルセロナとインテルで計3度のUEFAチャンピオンズリーグを制した。
特にチャンピオンズリーグでのチェルシー戦には滅法強く、バルセロナ時代の04-05シーズンと05-06シーズン、インテル時代の09-10シーズンでいずれもチェルシー相手にゴールを決めている。
エトーはアンジ・マハチカラで通算31試合に出場し、12得点を記録。昨シーズンはUEFAヨーロッパリーグで5得点をあげる活躍を見せたが、ベスト16でニューカッスルに敗れ、敗退が決まっていた。