10月2日、スポーツソウル紙は「城南市が城南一和天馬を買収することを発表し、市民クラブへの移行が決定した」と報じた。

これまでの運営母体であった統一教会が経営から撤退することとなり、最悪の場合はクラブの解散もあり得ると報じられていた城南一和。今季の韓国サッカー界では最も大きな話題となっていた出来事であった。

しかし今回、イ・チェミョン城南市長が記者会見を開き城南一和を買収することを発表。平日の午後という時間にも関わらず集まったサポーターたちも、この決定に大きな歓喜の声を上げたという。

だが、クラブの再生には多くの問題が立ちはだかるとスポーツソウル紙は評している。

まず最初にクラブ運営費の問題。市長は会見で「中位クラスのランクを狙う」と発表し、それには150億ウォン程度の予算が必要になると話した。だが市からの支援の額についてはまだ議会との議論が行われておらず、具体的な財源の調達方法は決まっていないという。

また、今年から設立された2部リーグの存在もあげられる。クラブの再結成が新クラブの設立と見なされた場合、それは自動的に2部からのスタートとなることを意味し、さらに加入金も必要となる可能性がある。ただし、これに関してはサッカー連盟関係者が「創立という認識になることはない」と話しているとのことだ。

そして最後に、クラブに残る宗教色の払拭であるとのこと。「市民クラブとして再出発する際には、運営から離れた統一教会の色を完全に消し去ることが必要である」と市長は話しており、これをいかに完遂するかも注目されている。