10月20日、ロイター通信は「フランス代表DFパトリス・エヴラは、批評家のビセンテ・リザラズとルイス・フェルナンデスの批判に対して反論した」と報じた。
パトリス・エヴラは2010年、ワールドカップに臨むフランス代表のキャプテンを務めていた。しかしチームはレイモン・ドメネク監督の下に団結できず、選手が練習をボイコットするなど空中分解し、グループリーグでの敗退を喫した。
キャプテンでありながら「裏切り者がいる」と発言して騒動の渦中にあったエヴラは、大会後に責任を取る形で国際試合5試合の出場停止という懲戒を受ける。これに対して国内のメディアは激しい批判をぶつけていた。
それから3年たち、エヴラはTF1のインタビューに答え、評論家からの批判は不当なものであると反論した。
ロイター
パトリス・エヴラ
「僕の一般的なイメージは良いものだ。あれは別に僕のイメージを汚すほどのものではなかったけどね。僕は傲慢じゃないが、これは真実だ。彼らは僕ほどの栄光を手にしていない。僕ほどの勝利を得てもいない。
路上で出会う人々は皆本当に親切だ。(批判しているのは)数人のコメンテーターだけだよ。
ルイス・フェルナンデスは僕の悪口を話していた。2008年に僕は彼をオールド・トラッフォードに招待した。また彼はユーロ・ディズニーに行ったようだった。彼はPSGの監督をして、ピッチでチュッパチャプスを舐めたこととマカレナを踊ったこと以外、何を達成したのか? 僕は知らないね。
リザラズに関しては、彼が僕の何を知っているのかと言いたい。僕は2度世界最高のレフトバックとして認められたし、4度プレミアリーグのベストイレブンに輝いているんだ。リザラズがいつそのような表彰を受けたんだい。僕にはわからない。
彼は唯一だ。フランス代表に初めて選ばれたとき、僕と握手をしなかったただ一人の選手だ。このような人々には、僕に対して何も話して欲しくはない。
2010年のワールドカップが終わった後も、僕は代表で多くの試合に出場したが、野次られたことはない。彼らは人々にウソをつくのをやめなければならない。彼らは問題だよ」