10月25日、スポーツソウルは「暴行事件を起こして書類送検されていたイ・チョンス選手の処分が決定した」と報じた。

現在仁川ユナイテッドに所属しているイ・チョンス選手は去る10月 日、練習終了後に訪れた飲食店において他の客を暴行したことが明らかとなり、書類送検されていた。また、事件後にイ・チョンス選手が話した「妻を守るためだった。自分は手を出していない」という内容が警察による調査の結果虚偽であることが判明。仁川ユナイテッドの選手2名が同席していたことも発覚し、大きな話題となった。

これを受けて仁川ユナイテッドは25日に懲戒委員会を行い、各メディアに向けた資料を発表。イ・チョンス選手に対しての処分は2013年の試合すべての出場停止、罰金2000万ウィン、社会奉仕活動100時間、再発防止を誓う謝罪文の掲載という内容となった。また、同席していた2名の選手についても厳重注意と罰金が科せられる。

スポーツソウル

仁川ユナイテッド

「イ・チョンスはクラブの重要な選手であることは明らかだ。しかし、泥酔した末に暴行事件を起こし、クラブの名誉を失墜させ、社会的な問題を起こしたことについては、強く非難されなければならない」

なお、イ・チョンス選手を訴えた被害者側はこのように声明を発表しているという。

「酒の席では単純ないざこざがあっただけで大きな問題ではなかった。インターネット上で大きく誇張、歪曲された点が多く、精神的に大変だった。遺恨は既に残っていない。このような事件がイ・チョンスの選手生活に大きな影響を与えないことを願う」

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