トッテナムがユヴェントスのベテランMF、アンドレア・ピルロと交渉を開始しているようだ。
来年の夏でユヴェントスとの契約が切れるイタリア代表のマエストロに対してトッテナムは3年契約のオファーを提示したと『Calciomercato.com』は報じており、トッテナムのテクニカル・ディレクターであるフランコ・バルディーニと指揮官のアンドレ・ヴィラス=ボアスが交渉に望んでいるようだ。彼らは1月中の合意を目指しているもよう。
元イタリア代表でチェルシーやユヴェントスでプレーしたジャンルカ・ヴィアッリはピルロの移籍について以下のように語っている。
「ピルロとトッテナムが来季に向けてコンタクトを取っているという噂をイングランドで聞いたよ」
なお、アーセナル、チェルシー、マンチェスター・ユナイテッドなどの他のプレミアリーグクラブも興味を示しているという噂もあるが、憶測の域を出る事は無さそうだ。
また、もう一人トッテナムへの移籍が噂されているのは、ピルロと同じく元ミランで現在はコリンチャンスでプレーするアレシャンドレ・パトだ。トッテナムのダニエル・レヴィ会長が1月のマーケットで獲得に挑戦するつもりであるという。
『Daily Star』によれば、近い将来トッテナムからパトに対して2度目のアプローチが行われるとコリンチャンスのマリオ・ゴッビ会長が発言したとブラジルで報じられているとの事。マリオ・ゴッビ会長はブラジル代表FWであるパトがペナルティーを外して負けたことに不満を持っているというが、以下のように語っている。
「明らかにパトはキックをミスした。だが、責任は彼1人ではない。彼が我々にそれ以上のものを与えてくれている」
「それ以上のものが与えられないのであれば、我々は変わらなければならない」
トッテナムは夏の移籍マーケットでコリンチャンスからブラジル代表MF、パウリーニョを1700万ポンドで獲得している。パトは夏にトッテナムから興味を持たれた事を認める発言を行っており、1月に向けてなんらかの動きがあると見て良さそうだ。