11月28日、ロイター通信は「FIFAはカメルーン代表に対するチュニジアからの抗議を却下した」と報じた。
先日行われたワールドカップ・アフリカ三次予選でカメルーンと対戦し敗れたチュニジアは、先日ジョエル・マティプ(シャルケ04)とエリック=マクシム・シュポ=モティング(マインツ05)の2名に出場資格がないのではないかとFIFAに訴えを起こしていた。
チュニジアは2次予選でカーボヴェルデの出場不適格選手を訴え、その結果他チームの勝ち点が没収され、3次予選へ進出した経験を持っている。
しかし今回は、FIFAはその訴えを却下。カメルーンについてはFIFAの規則を犯していないと発表した。
ロイター
FIFA
「カメルーンサッカー協会によってFIFAの規則が犯されたという事実はない」
ジョエル・マティプ、そしてエリック=マクシム・シュポ=モティングはともにドイツ生まれのハーフであり、カメルーンでの居住歴はない。しかし、他の国のフル代表でプレーした経験もなく、さらにカメルーン代表入りしたのは前回のワールドカップ直前と3年も前のこと。さすがに今回の訴えには無理があったようだ。