「あきらめたらそこで試合終了ですよ…?」
それは某有名バスケットボール漫画に登場した言葉であり、日本ではスポーツを問わず使われる、もはや格言と言っても良いほどの名ゼリフである。それを表すような劇的な試合がサッカーの歴史だけを紐解いても数え切れないほど存在するが、一方で、そのサッカーを知り尽くしたブラジルの代表チームともなるとまた考え方が違うようだ。
13日に行われたU-17の国際親善大会「2013 Nike International Friendlies」の最終戦、アメリカ対ブラジル。地元のアメリカは2-1で試合を折り返すと、後半さらに2点を追加し、リードを3点に広げる。
本来であればブラジルが必死でゴールを目指す試合展開となるはずだが、そのエネルギーは途中で切れてしまったようで、最後はこの通り。
結局、主審が89分30秒に試合終了のホイッスルを鳴らし、ブラジルを4-1で下したアメリカが逆転優勝を飾っている。
【試合のハイライト】