1月4日、フランス・リーグアンのASモナコは「ロシア1部のアンジ・マハチカラから、コートジボワール代表FWラシナ・トラオレを獲得した」と発表した。契約期間は4年半。

ラシナ・トラオレは1990年生まれの23歳。コートジボワールの有名なトレーニングセンター、ジャン=マルク・ギユー・アカデミーの出身であり、若くして欧州で活躍するストライカー。2メートルを超える長身を備える、世界でも珍しいハイタワーであり、代表のサブリ・ラムーシ監督も重用している選手だ。

2008年に移籍したルーマニアのCFRクルージュでリーグ優勝に貢献し、チャンピオンズリーグにも出場。2011年にロシアに活躍の場を移し、クバン・クラスノダールに加入。2010年夏には1800万ユーロという巨額の移籍金でアンジ・マハチカラへと移った。

しかし、アンジは昨年オーナーを務めるスレイマン・ケリモフ氏の財政状況が悪化したために大幅な予算の削減を余儀なくされており、給与の高い選手は相次いで放出されていた。

なお、先日報じられたとおりラシナ・トラオレは今季ウェストハム・ユナイテッドへレンタル移籍する方針となっているが、労働許可証の問題が残っているため公聴会の結果を待たなければならない。

【Qolyインタビュー】J2ジェフユナイテッド千葉DF岡庭愁人が母校の先輩からもらった言葉…未知のコンバートを乗り越え「熱くて、強い選手になる」