15日に行われたコッパ・イタリアのベスト16。日本代表MF本田圭佑が記念すべきミランでの初ゴールを決め、日本中がそのニュースに沸いていた頃、その後に行われたナポリ対アタランタの試合ではこんな珍ゴールが生まれていたようだ。
アタランタのデ・ルーカ、ナポリのカジェホンが1点ずつを取り合い(カジェホンはビューティフルなボレーシュート)、1-1で折り返した試合。均衡を打ち破るべく、ナポリのラファエル・ベニテス監督がサパタに代えてイグアインを投入した直後の72分に、それは起こった。
ナポリの選手が右サイドを裏へ抜け出すイグアインに浮き球のパス。しかしこの瞬間、イグアインは既に最終ラインからかなり飛び出してしまっており、アタランタの選手たちも自信を持って手を上げた。ところが、パスはなんとオフサイドをアピールするDFデル・グロッソの背中に当たり、ゴール前へコロコロ。インシーニェがこの絶好機を見逃すはずはなく、ホームのナポリが逆転を果たす。
信じられない形でゴールを許したアタランタの選手たちは副審に猛抗議をしたものの、やはり認められず。逆に頭に血が上った元コロンビア代表のジェペスは退場してしまい、結局その後さらに1点を追加したナポリが3-1の逆転勝利。準々決勝へと駒を進めている。
【試合のハイライト】
【Qolyインタビュー】J2ジェフユナイテッド千葉DF岡庭愁人が母校の先輩からもらった言葉…未知のコンバートを乗り越え「熱くて、強い選手になる」