1月19日、フォーフォーツー・オーストラリアは「セントラルコースト・マリナーズのフィル・モス監督は、トム・ロジッチの獲得競争で後れを取っていることを認めた」と報じた。
オーストラリア代表MFトム・ロジッチは、所属しているセルティックのニール・レノン監督がレンタル移籍させるという方針を明らかにしたことによって、多くの注目を集めている。
当初はかつての恩師であるグラハム・アーノルド監督が率いるベガルタ仙台への移籍が濃厚と言われていたが、夏までの試合開催数が少ないことから、クラブ側がこれを拒否。
その後はメルボルン・ヴィクトリー、シドニーFC、そしてかつて所属していたセントラルコースト・マリナーズが彼に興味を持っていると報じられていた。現在ではより前者が獲得に近づいているという情報が流れている。
セントラルコースト・マリナーズを率いるフィル・モス監督は、ロジッチの獲得レースで後れを取っていることを認めつつも、彼に最も適した場所はここであると話した。
フォーフォーツー
フィル・モス セントラルコースト・マリナーズ監督
「どうも、我々は少し離されているようだ。しかし、これは努力や忍耐の不足ではないと思う。
おそらく、彼(トム・ロジッチ)は他のクラブに加入するように見えるね。
私は過去数日間、トミーとかなりの回数話したんだ。彼は素晴らしい男だし、とても良い選手だ。オーストラリアのサッカーにとって正しい決断を望んでいる。なぜなら、ワールドカップでの戦いに向けて、彼をフィットさせなければならないからね。
(マクグリンチーが仙台に移籍し、マルコス・フローレスも怪我で今季絶望だが?)
ああ。もちろん、ロジッチは我々にとって最適な補強になるはずだ。そしてロジッチにとっても、完璧にフィットできる場所だと思うよ。
しかし、トミーはもう“大物”なんだよ。ヨーロッパのプロフェッショナル・フットボーラーなんだ。どこに行くにも、周りの人々がアドバイスをしてくるようなね。
彼が正しい決定を下してくれることを願っている。我々は最大限の熱意を持って望んでいるよ」