現地時間22日に行われたクープ・ドゥ・フランス6回戦で左膝の靭帯を損傷したコロンビア代表FWラダメル・ファルカオ。

コロンビアの大エースとして同国代表を牽引してきたストライカーに下った診断結果は、全治6ヵ月という過酷な現実だった。これでファルカオはW杯の出場がきわめて微妙なものとなり、コロンビア代表を率いるホセ・ペケルマン監督にとっても大きな痛手となった。

そんなファルカオの早期回復を願い、Twitterでは#fuerzatigre というハッシュタグが使用されているが、ファルカオの回復を願っていたのはサポーターだけではなかった。

現地時間23日に行われたスペイン国王杯準々決勝1stレグのアスレティック・ビルバオ戦、アトレティコ・マドリーの選手たちがファルカオを激励するシャツを身にまといピッチへと入場したのだ。

かつて、アトレティコ・マドリーで68試合52得点と大暴れしたファルカオ。今シーズンからモナコへと活躍の場を移したが、選手たちとの絆は変わっていないようで、選手たちが発起人となって企画したと思われる。

また、試合前にもビセンテ・カルデロンのスクリーンにファルカオの写真とメッセージを映し出し、粋な演出を見せた。

なお、この演出はファルカオにも届き、ファルカオ自信がTwitterでアトレティコ・マドリーの公式アカウントに向け、感謝の気持を伝えている。

ファルカオには、これから多難なリハビリ生活が待っているだろう。

しかし、最後の最後まで決して諦めてほしくない。コロンビアという強敵を迎えうつ日本からも、彼に最大限のエールを送りたい。

Fuerza Falcao


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