いよいよ今年、64年ぶりとなる地元開催のW杯を開催するブラジル。歴代最多5回の優勝を誇る“王国”にとって「優勝は義務」とも言える祭典に向けて、ユニークな新ユニフォームが発表された。
ブラジルのキットサプライヤーであるNikeからお披露目されたのは、なんと全身黒のユニフォーム。
このサードモデル、正しくは黒ではなく、黒に近い緑がベース。ブラジルの緑豊かな風景と都会のナイトライフを融合させたデザインで、エンブレムなどにはアクセントとしてセレソンらしい鮮やかな黄色を使用している。
また、ブラジルでも人気のスポーツであるサーフィンに敬意を表し、パンツは国旗カラーで彩られたグラデーションラインのボーダー柄を採用。丈も長めでまさにサーフパンツのような仕上がりとなっている。
実はブラジルとNike、真っ黒のユニフォームを近年たびたびリリース。
ただ、非常に残念なことにこれらは一度も試合で使われたことがなく、また限定販売のため目にする機会も少ない。基本的にマーケティングを重視したユニフォームと言えるだろう。
さすがに背番号が同色では使用できないだろうが・・・。
今回のユニフォームはパンツも凝っているだけに、試合で選手たちが着用する姿をぜひ見てみたいものである。
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