この冬、元スウェーデン代表FWマルクス・ローセンベリはイングランド1部、ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンとの契約を解除し、出身クラブでもある母国のマルメへと移籍した。

ローセンベリは2012年の夏から居を構えていたイングランドの地を離れることになったのだが、それに合わせてバーミンガムの邸宅にあった家具などの備品を全てチャリティーショップに寄付したそう。 イングランドの現地メディアが伝えている。

なんでも、ローセンベリはオーダーメイドの?家具や台所用品、さらにはWBAのウェアなどなど多くの品々を寄付したそうで、チャリティーショップ「Sue Ryder」のスタッフが整理(運び出すのに?)するのに実に6時間もかかったという。これらは重病の人達をケアするためのチャリティーにあてられるという。(備品の売却益をチャリティーに?)

「これまではウェスト・ブロムのファンではありませんでしたが、今ではファンです!」と話すチャリティーショップのスタッフ、トレイシーさんだが、ローセンベリから寄付の申し出の電話があった際にはジョークだと思ったそう。ところが、当日になって引っ越し用のトラックで邸宅にやってきてみるとローセンベリ本人が妻のマリアさんと2歳になる子供と一緒に待っていたんだとか。

ショップの支店長クレアさんはこう感謝を述べている。
「私たちが作業を終えた時、残っていたのは彼らが寝るためのベッドだけでした。すべていい品です」、 「私たちは本当にとても感謝しています。家具はとても欲していたものなので。チャリティーとして、私たちはアイテムを安値で売らなくてはなりません。 でも、今回は寄付は3500ポンド(約60万円)ほどになるのではないかと思っています。彼と夫人は素晴らしかったです」

WBAではゴールを1点も奪えなかったローセンベリだが、退団にあたって『無所属の選手になった。WBAの全てのスタッフと選手に感謝している。 それから、Baggies(バギーズ=WBA)のサポーターにもとても感謝している』とツイート。 ピッチ上では成功とはいかなかったが今回の寄付行為は素晴らしいものだと地元でも讃えられているようだ。

ちなみに、『Dailymail』によれば寄付したのは以下の品々だそう。

大きな銀の鏡
プレート
ソースパン(鍋)
グラス
ベビーチェア
ソファー
イス2脚
スタンドランプ2個
絵画
大きめのダイニングテーブルとそれ用の?イス6脚
庭用のテーブルとそれ用の?イス6脚
白の長めのラック?
革製のゲームチェア2脚
子供用の白のテーブルとイス2脚
ソファーベッド
電動ミキサー
ケトル
ナイフ・フォーク・スプーン類
WBAのジャージー
子供用のベッド
ベッドサイドテーブル2個
じゅうたん
肘掛け椅子2脚
子供が庭で遊ぶためのハウス
庭に置く子供の滑り台
ドリル
旅行用ベビーベッド?
枕と枕カバー?
XBOXとPS2
物干し竿?2本
アートボード(キャンパス?)
ドールハウス
シングルベッド2つ


【厳選Qoly】東南アジア最強を決める三菱電機カップで日本出身選手が躍動!活躍する日本出身の5選手を紹介