『Manchester Evening News』は現地時間24日、マンチェスター・ユナイテッドが来夏、ドイツ代表MFトーニ・クロースに巨額オファーを送るようだと伝えている。

先週行われたUEFAチャンピオンズリーグのアーセナル戦でも技術力の高さを見せ、ドイツ国以内で“無双”とも呼べる独走劇を続けるバイエルンのプレーメーカー、トーニ・クロース。

そんなトーニ・クロースの獲得にマンチェスター・ユナイテッドのディヴィッド・モイーズ監督は獲得の意思を強めたようで、来夏の本格的なーターゲットに定めたと同紙は伝えている。

ちなみに、『Mirror Online』によると、トーニ・クロースには週給25万ポンド（およそ4200万円）もの巨額オファーが用意されていると噂されており、もし仮にこれが実現すると、先日契約延長に応じたウェイン・ルーニーの待遇（週給5000万円）に匹敵するものになるという。

しかし、バイエルンのペップ・グアルディオラ監督にトーニ・クロース放出の意図はないようで、「我々の全てが彼の残留を願っている。そして、彼もそう思っているだろう。彼の去就については、私はとてもポジティブだよ」とコメント。今回報道されたビッグオファーがバイエルンにどう作用するか、今後注目が集まりそうだ。

トーニ・クロースはここまでブンデスリーガ20試合に出場し1得点。

UEFAチャンピオンズリーグでも全7試合で先発を果たすなど、最激戦区であるバイエルンのCMFでも絶対的な存在となりつつある。序盤戦こそグアルディオラ監督が重要視する攻守の切り替えに戸惑いを感じさせたが、トーマス・ミュラーやティアゴ・アルカンタラ、バスティアン・シュヴァインシュタイガーなど、誰と組んでも安定したパフォーマンスを見せる。

ちなみに、マンチェスター・ユナイテッドは今夜、UEFAチャンピオンズリーグのRound of 16 1stレグをアウェイのピレウスで戦う。ハビエル・サビオラやジョエル・キャンベル率いるオリンピアコス対マンチェスター・ユナイテッド戦は、日本時間25日午前4時45分キックオフ予定。

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