2013シーズン、前年の町田ゼルビアに続き史上2チーム目のJ2からの降格クラブとなったガイナーレ鳥取。J2へ昇格した2011年以降、19位(20チーム)、20位(22チーム)という成績を見れば意外な結果とは言えないものの、不可避の結末であったかと言えば決してそうでもないだろう。
クラブは8月、1年目の小村徳男監督を成績不振により解任。強化部長と兼務する形で前田浩二監督が就任したが、そこからチームのチグハグさがより目立つようになりパフォーマンスが低下。34節終了時点で最下位に転落すると、前田監督率いるチームは結局シーズン終了まで1勝もあげることができず。JFLの讃岐との入れ替え戦にも敗れJ2に別れを告げることとなってしまった。
シーズン終了後、前田浩二監督兼強化部長は辞任。一年でのJ2復帰を目指す今季は、松波正信監督、岡野雅行ゼネラルマネージャー(昨季まで鳥取でプレー)という新体制で臨む。
その鳥取の2014シーズンに向けた新ユニフォーム。
サプライヤーは引き続きHummelが務め、ホーム(1st)はチームカラーのライトグリーンがベース。袖に配置されたV字のストライプなどからも分かる通り、福島の新ユニフォームと同じ90年代のデンマーク代表に触発されたというデザインテンプレートを使用しており、差し色の黄色が新チームの息吹を感じさせる。
アウェイ(2nd)は定番の白。福島と比べると首まわりやパンツのデザインなどが少し異なっているようだ。
スポンサーは胸のポプラがパンツへ移り、大山乳業農業協同組合(背中「白バラ牛乳」)、寿製菓(袖「因幡の白うさぎ」)が継続。胸は今のところ空白となっている。
GKモデルはホームが青、アウェイが赤。FP用と基本的に同じなのでこちらを着用した試合もできれば見てみたい。(Jリーグは白のアウェイが多すぎることもあり・・・)
鳥取は3月9日のJ3開幕戦、グルージャ盛岡をホームのとりぎんバードスタジアムへ迎える。