昨日J2・FC岐阜に加入した元コロンビア・ユース代表FWクリスティアン・ナザリトの、開幕戦での“いかつい風貌からの華麗なFKゴール”をお届けしたばかりだが、現地時間2日にコロンビアの首都ボゴタで行われた国内リーグ、ミジョナリオス対サンタフェのエル・クラシコ・カピタリーノ(首都ダービー)でも意外な選手によるFKが決まった。
1-1と同点で迎えた80分、ミジョナリオスの守護神ルイス・デルガドがFKのキッカーに立つと・・・
鮮やかなFKでゴラッソ!
ゴールを決めたコロンビア人GKのルイス・デルガド。実はこれが今シーズン2点目で、先月19日のオンセカルダス戦でもFKでゴールを決めている。
こちらもお見事!
南米でFKを蹴るGKといえば元パラグアイ代表の重鎮ホセ・ルイス・チラベルトや元ブラジル代表で現サンパウロのホジェリオ・セニが有名だが、どちらも若い頃からPKを含めセットプレーのキッカーを任され、キャリア通算で数多くのゴールを決めている。しかしこのデルガドはウィキペディア含め幾つかのWebサイトを確認しても通算3ゴールのみ。その全てがミジョナリオスへ加入した2010年以降で、そのうちの2ゴールがこの2週間で決めたものである。今年10月に34歳を迎えるベテランだが、この最近にいったい何があったのだろうか。
ちなみに初ゴール(と思われる)を決めた2012年の映像がこちら。
DFに当たってはいるがやはりFKでのゴール。
今年ブラジルで開催されるワールドカップで日本と同組になったコロンビア。このところ何かとこの国の選手が話題を提供してくれるが、国内にはまだまだ面白い選手がいるようだ。
なお、エル・クラシコはデルガドのゴールが決勝点となり、ミジョナリオスが2-1で勝利を収めている。