先日行われた国際親善試合のデンマーク戦で、イングランド代表MFジャック・ウィルシャーが全治6週間の負傷を負いイングランド中に不安が広がった。

この試合先発で起用されたウィルシャーは、リヴァプールに所属するMFダニエル・アッガーから57分に受けたタックルで左足の舟状骨を骨折。タイトなスケジュールが待つこれから数ヵ月間のプレミアリーグを離脱することになり、アーセナルにとっても大きな代償となっていた。

そんな不幸ともいえる怪我を負ってしまったウィルシャーに向け、こんなブラックユーモアを見せた人がいたそうだ。

怪我がちであるウィルシャーの背番号を車いすに縫い付け、まるで見世物であるかのようにチェーンをかけている。

解釈次第ではウィルシャーに向けての回復を願うもの、とも受け取れるが、一般的にはウィルシャーの怪我を嘲笑うために用意されたものと捉えられるだろう。

なお、今回の当事者が現在タイトルレースを争う2チームの選手であったことから、「アッガーのタックルは故意だったのでは?」と憶測も飛び出しており、今回の一件は火に油を注ぐ形となっている。

ちなみにこのウィルシャーの容体だが、アーセナルのアルセーヌ・ヴェンゲル監督曰く「W杯には間に合う」ようで、イングランド代表にとっては不幸中の幸いであった。

こちらの車いすを用意したのは諸説あるが、英国『Metro』はリヴァプールファンによるものとしている(トッテナムファンという説もある)。

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