先日11日、ACL第2節でサンフレッチェ広島が見せた祈りのパフォーマンス。
3/11/11 - Date of the Hiroshima tsunami #CCMvHIR #ACL2014 pic.twitter.com/E0AAaMkprp
— AFC Champions League (@theAFCCL) 2014, 3月 11
その時の様子と解説が各メディアでも複数紹介されている。
Guardian(英国)
Sanfrecce Hiroshima strike a chord with Japan tsunami goal celebration
(サンフレッチェ広島、日本の被災者に向けたパフォーマンスで感情的な反応を引き起こす)
Huffington Post U.K.(英国)
Sanfrecce Hiroshima Pay Tribute To Japanese Tsunami Victims With Goal Celebration
(サンフレッチェ広島、ゴールパフォーマンスで津波の犠牲者に祈りを捧げる)
EURO SPORTS U.K(英国)
Japanese football stars’ amazing tribute to earthquake victims
(日本サッカー界スターたち、驚くべき方法で地震の被害者に祈りを捧げる)
興味深いことに、広島が見せたこのパフォーマンスを各メディアが「tribute(捧げもの)」と表現していた。このパフォーマンスに悲観的な論調はあまり見られず、広島の選手たちが背転び「3.11」という文字を形成している様子がいずれの記事でも確認できた。
ゴールパフォーマンスとは、喜びを分かち合うためだけにあるわけではない。世界にメッセージを発信することのできる貴重な時間である。
より大切なのは、彼らの「伝えたい」という想いと「伝わった」という結果であろう。