南米予選でアルゼンチンに次ぐゴール数を記録するなど、圧倒的な運動量をベースにした猛烈なプレッシングとポジションチェンジを多用する攻撃サッカーで2大会連続9回目のW杯出場を果たしたチリ。彼らのブラジルW杯に向けた新ユニフォームが発表された。
チリのユニフォームと言えばホーム、アウェイともに、いつの時代も赤・青・白の国旗カラーが特徴。
ニューモデルももちろんそれを踏襲し、伝統である赤のホームは最近定着していた白の襟を青へ変更。シャツの内側には有名な国歌の冒頭の一節、“Puro, Chile, es tu cielo azulado”(純粋なるチリ、その空は青い)の文字が見える。
着用者はフラメンゴに所属するDFマルコス・ゴンサレス。代表に定着できない時期も長かった33歳のセンターバックだが、現在のホルヘ・サンパオリ監督のもとでは重宝されている。
アウェイはいつも通りの白でVネックを採用。ホームのソックスが上の写真で青となっているため、アウェイは一応全身白のコーディネートではないかと思われる。
ここ一年、3/26ウルグアイ戦(○2-0)、4/25ブラジル戦(△2-2)、9/10スペイン戦(△2-2)、11/15イングランド戦(○2-0)、11/19ブラジル戦(●1-2)、そして先日のドイツ戦(●0-1)と、強豪国を相手に常に互角の戦いを見せているチリ。オーストラリア、スペイン、オランダと同居した本大会でも注目されるチームの一つだ。
彼らのスタイルの一端を感じ取ることができるドイツ戦の動画。